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2008年01月28日
baru
相変わらずのスロースターターですいません。いつもお邪魔しているブログ「Durian Cafe in Jakarta」にも「酒飲んでる暇があったらサボらずに更新しろ!」とかかれてしまう始末。遅ればせながら今年の初エントリーです。
さて,更新をサボって何をやっていたかというと,相変わらずのネットサーフィン。でもって面白いサイトを見つけました。"Iklan Out Door" というサイトなんですが,ただただ街中の看板を紹介するだけのブログです。コメントも何も無し。ただ場所とスポンサー名が書いてあるだけのシンプルなもの。でも日本にいてインドネシア語を勉強している人にはいい題材では。流行り言葉にも強くなるかも。
そんな中から "INI BARU PRO" というのを選んでみました。最近たばこの広告が規制されたらしく,意味不明な広告は大体がたばこ関連ですね。これもたばこの広告で最近よく目にします。意味は「これぞ本物のプロというものだ」というような感じかな。 baru は「本物の,これこそ,~中の~」といった意味で使われています。この意味って結構使われる割には辞書に意味が取り上げられていないことが多いみたいですね。谷口辞書は10個も意味を載せているのに該当するモノは無し。大学書林の末永辞書も無し,というか元になってる KAMUS BRSAR BAHASA INDONESIA にさえもスルーされちゃっています。田村辞書,尾崎辞書,81-62辞書もダメ。佐々木先生の最新インドネシア語小辞典も残念ながら‥‥。(せっかく例文では取り上げているのになあ)
benar-benar とか namanya(これも載っていない辞書が多い) を使って "Ini benar-benar pro" とか "Ini pro namanya" などのように書き換えても同じようなニュアンスになりますね。
投稿者 beat : 2008年01月28日 03:28
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コメント
おおお〜盲点をつきましたね。一本取られた感じですw
なんとなくニュアンスが伝わってくる使い方だったんで、完全にヌルーしてました(^^;
早速ちらっと調査しましたけど、今違うことで頭がいっぱい(※後述)なので、とりあえずうちの辞書には「まさに」って感じで載せておきました。検証後にちゃんとびーとさんの解釈なども反映させていただきます。
なんかほかにも「なんとなくわかるからヌルー」って感じで紹介してないことが山ほどあるんでしょうね。
ありがとうございました。
※注)
メルマガでも紹介した「くじら」のネタを見ててマニアックな職業やその関連単語を調べてますw
間違いなく知らなくても生きていける情報でしょうね。
もう、完全に趣味の範囲ですよ ヽ(´ー`)ノ
PS 僕もまめに更新していただくことをキボン♪
と言いたいとこですが、ネタ探しの苦労を知ってますから、マイペースでいいんじゃないでしょーかw
投稿者 永遠@81-62管理人 : 2008年02月02日 05:25
永遠さん
コメントありがとうございます。
更新は‥‥多分マイペースになっちゃうんでしょうね。
記事書いてすぐに佐々木先生のブログでも取り上げてもらえました。一項目追加していただき「これこそ,それでこそ」の項を作っていただきました。
メルマガずっと読んでますよ。頑張ってください。
投稿者 びーと : 2008年02月02日 18:12
メルマガのほうはまだちょっぴりストックがあるので3-4日は連続で発行されます。今日明日でまた一週間分くらい書きますw
ところで、つかまらなかった頼りにしてたインドネシアのブレインがやっとつかまりました。彼はジャカルタに住んでるんですが、大洪水で会社から家に帰れないわ、停電するわ、で音信不通になってたようです。
で、いろいろ他のブレインにも「ini baru pro」について聞きました。
結論から言うと、困ったことになりました。
まず、「まさに」「これこそ(これは微妙ですが適当ではないようです)」「〜中の〜」ってのは適当じゃないそうです。11人中10人にダメ出しを食らいました。
要するに「baru」という単語は「新・初・始」といった時系列を意識した解釈にしなければならないってことです。
つまり、そのものの能力が優れているとかそういうものではなく、あくまで「今までになかった初めての、やっと登場した(待望の)、新登場、初めて…、そうすることで初めて、…の頃初めて」のような時系列での比較の解釈でなければならない、ってことらしいです。
その理論でいくと、画像の広告が何について言っているのかわかりませんが、例えば車であるなら「これが(今までに無かった)プロ志向/仕様の車 新登場!」ってなことらしいです。
「これこそがプロ(中のプロ)」という解釈との違いはおわかりですよね? 前者は時間的なことに触れていますが、後者は時間的なことにについてはまったく触れられていません。ってことで、解釈としてはNGなんだそうです。
とまぁ、思いっきりダメだしを食らっちゃったわけですが、僕自身は「なるほどね」と、しゅんとしながら納得した次第です。
ちなみにインドネシア語で説明すると、
ini baru pro = sebelumnya belum ada mobil yg pro (profesional)..
sekarang jadi ada mobil yg pro karena ada mobil ini..
mobil yg lain (yg sebelumnya) belum ada yg pro seperti ini..
ってなことだと思います。
結局のところ、時間的なことについて触れるような解釈のほうが望ましいだそうです。
日本語にした場合、大きな問題じゃないとも思ったりしたんですが、「原則はちゃんと押さえなきゃダメ」とか言われちゃいましたよ(^^;
とほほ。
ちょっと凹まされた僕からのちょっとしたご報告でしたw
メルマガ、、、本文よりも、「はじめに」のほうに力が入ってきてるってことに、最近気付きましたw
投稿者 永遠@81-62管理人 : 2008年02月02日 22:14
この baru の起源は確かにおっしゃる通りだし,それは自分も意識しています。(佐々木先生のブログにはその点を詳しく説明してあります)
ただ「初めて」は意識しても「時間的」というとちょっと違うかも。
このタバコは新製品ではないですし,佐々木先生のブログにある "Ini bukan bir baru. Ini baru bir" のように使われる場合が多いのも事実です。
「これを除いて"タバコ"と名乗る無かれ,これを加えて初めて"タバコ"を語ることができるのだ」という「説明的文章」に訳すのはCMのコピーとしてはふさわしくないと思います。
ちなみに「初めて」は意識していますが「時間的なこと」は「特に」意識していなません。(「初めて」という単語に時間的な概念が若干含まれていないとは言えませんが)
ここから先はインドネシア語ではなく日本語の問題ですよね。
「まさに」「これこそ」「~中の~」「それでこそ」など,適当なモノを選べばよいのではないのでしょうか。
「これぞ本物のタバコだ!」と訳しても別に「本物→baru」である必要は無いわけですから。
投稿者 びーと : 2008年02月03日 14:52